• カラダと栄養

週3回からストレッチをはじめよう 〜アスリート編〜

アスリートにとって「ストレッチ」は良いパフォーマンスをするのに重要とされています。

ストレッチは体を「伸ばす」「広げる」「引っ張る」ことを言いますが、大まかに分けて2種類あります。

・静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
反動をつけずに、息を吐きながら限界まで筋肉を伸ばし、その状態で一定時間キープすることで筋肉を伸ばしていくのが特徴

・動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
様々な方向に体を動かしながら関節周囲筋肉の可動域を広げるのが特徴

運動前には「静的ストレッチ」はNG

部活の前に「アキレス腱切れるから、ちゃんとストレッチしておけよ!」と言われ、念入りにストレッチをやった記憶があります。


運動前のストレッチといえば「静的ストレッチ」でした。

しかし、近年、多くの研究からストレッチの概念がガラリと変わる結果が出ました。

運動前に静的ストレッチを行うことにより、その後の運動パフォーマンスが低下するという結果が報告されています。

※怪我をしていたり、筋肉を痛めているなどは静的ストレッチはこの限りではありません。

運動前の「静的ストレッチ」は、神経筋回りで起きる筋動員低下・筋系の剛性低下が見られ、その結果、運動中における弾性エネルギーが低下してパフォーマンスも下がるそうです。

ただし、「静的ストレッチ」には筋肉の疲労回復、リラックス効果があるので運動後に有用とされています。

運動前の「動的ストレッチ」でパフォーマンスを上げる

運動前に有効なのは「動的ストレッチ」を行うことです。

「動的ストレッチ」には、運動に使う対象の筋肉、関節、腱を引き伸ばしたり動作を取り入れることでそれぞれの動きに特異的な柔軟性を向上させることができ、なおかつ運動パフォーマンスを向上させることができます。

運動前の「動的ストレッチ」で体を温め運動モードにし、運動後の「静的ストレッチ」で疲労回復、クールダウンを行う。

ストレッチを上手に使い分け、怪我知らずのアスリートを目指しましょう。

参考:
Effect of acute static stretch on maximal muscle performance: a systematic review.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21659901/

運動前のストレッチングがパフォーマンスに及ぼす影響について
http://clover.rakuno.ac.jp/dspace/bitstream/10659/1402/1/J-3_Yamaguchi.pdf

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